【客商売】と【殿様商売】
(2013.09.26)
お客様とお殿様。
お客様目線。などと、接客業では当然の言葉ではあるが、
組織のピラミッドが、ものすごく尖った三角形の場合(頭の中に勝手な個人的イメージ図w)
トップダウンの指示系統はあるのだろうけど、ボトムアップの現場の意見は上がりにくい。
いつ来るかわからないお客様に備えて準備をする。
これはなかなか大事だよね。
<a href="http://gigazine.net/news/20110908_moonshot_design_cedec2011/" target="_blank">プロフェッショナルな仕事の話で、とても感動した話も。</a>
これは何度もFBでシェアしてるけどね
時々読み返して、次の日のスイッチ入れてます。
書き出しにある、お客様とお殿様。
接客であるが、販売してナンボの仕事でもある。
販売チャンスを逃さないように、レストランで言えば、いつでも座席とスタッフを受け入れに残しておく。
飛び込みのお客様が来た時に、『満席です』と言わないため。
注文を受けた時に、『時間がかかります』と言わないため。
満席にしないために、その手前で受付を打ち切っていないか?
時間がかかってお待たせしないように、時間のかかることを断っていないか?
時間のかかるものを受けた時に、座席と人手を取られないように、後回しにしていないか?
逆の視点で言えば、受けるだけ受けて、約束を守れないような状況になっていないか?
約束を守るために、ルールを破っていないか?
ルールを守るために約束するのをためらっていないか?
お客様あっての商売を意識し、末永くご来店いただけるようにするのが客商売。
上層部からの『いいからやれ!』に従うだけでは殿様商売。
ちゃんとお客様を意識できてるか、店側の都合で判断してないか。
頭カチカチになってないか、毎日リフレッシュしないとね。
しっかり前を見て、軸足を地につけて、誰も損をしないのが理想だけどね。
ちょうど<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130924/253765/?n_cid=nbpnbo_bv_img" target="_blank">面白い記事</a>があった。
『二兎追うものは一兎を得ず』とは言うけれど、『二兎を追えば、二兎ともゲットしちゃうかもよ?』みたいな考えも悪くないよねw