火と油
クレーム対応などで炎上するとかしないとか言いますが、元はと言えば?なんて事が結構多い。
車に関わる仕事をして感じること。
ディーラーさんの信頼は抜群ですね。
スタンドで整備した車が故障した場合(原因は未特定)
『スタンドだからじゃないですか?』なんて言われようものなら怒鳴り込まれてしまいます。
具体的なことではなく、過去にこんなことがあったなぁ。という話です。
油はただの油。
危険物ではあるが、取り扱いに気をつければいい。
火はただの火。
危険ではあるが、取り扱いに気をつければあったかいし料理もできる。
火を使いこなして文明ができたわけだし。
油が置いてあるだけなのに、意味もなく火をつけちゃダメよ。
ほんのり灯されてるだけの火に、油をかけちゃダメよ。
まぁ炎上なんてそんなもんですかね?
自動車の保守管理の責任は、あくまでも所有者使用者にあり、経年劣化や走行に応じ適宜点検や整備をしてください。というもの。
乗りっぱなしでトラブルが出た場合、日頃顔を出していないディーラーさんに持って行く方も多い。
あまり普段利用してない方に対する対応はわかりませんが、未確認の状態で責任逃れのためだけにスケープゴートとされてしまうのはいただけない話。
エンジンの故障に対し、『スタンドでオイル入れ忘れたんじゃないのか?』と言われたお客様は、当然怒鳴り込んできますよねw
勝手に拳を振り上げた状態で乗り込んできてます。
論理的な説明を受け入れてくれればいいが、そうでない場合が多いね。
根拠なく犯人として特定されたら、あとは裁きの鉄槌が下りるだけ?
まぁちょっと待てw
整備履歴とかその後の利用状況とか確認しましょうよ。。。
オイルが入ってないなら、減ったかもしれないとかいろいろあるわけで。
メーカーさん情報だったりで、数万キロは大丈夫なんてアヤシイことを信じるのは勝手だが、その方が根拠のない話だろーよ。
ちゃんと入れてれば減らない証明する前に、『ちゃんと入れたか証明しろ』って言われてもねー。
逆説的に言えば、入れ忘れてたとして
数万キロまではオイルなしで異音も出ずに走れちゃうということを先に証明してくれw
まぁうちの店でこんなクレームきても管理が悪いと即論破しちゃうけどね。
意地悪じゃなく、故障診断いっぱいやってるもん。
困った時はお助けいたします。
困ったことにならないように、日々管理は油断なくお願いしますね。
乗るだけの人が多く、素人にはトラブルの判断しにくい車が増えてます。
カタログや謳い文句だけを信用せずに、【単なる工業製品】であり、愛着持っても壊れる時は壊れる。を認識しておかないとね。
人間だって健康診断の次の日にケガすることはあるわけだ。
昨日は昨日、今日は今日。
明日はいい天気になるといいねー。